《ユニットへのパーセンテージ値のバフ/デバフ効果の仕組みについて》

現在、ゲーム内には敵や味方にパーセンテージ値のバフ/デバフ効果を与えるユニットがありますが、その効果は与えた回数によって重ね掛けされます。(例:ツル妖怪の攻撃速度を低下させる効果、ヴェノセクトの受けるダメージの上昇効果、エネルギータレットの攻撃速度上昇効果等)

例:ヴェノセクト(敵に受けるダメージが20%上昇する効果を与える)からデバフ効果のある攻撃を受けた時、1度目のデバフ効果を与え(受けるダメージが20%上昇する)、2度目の攻撃された時、このデバフ効果が重ね掛けとなり"受けるダメージが40%上昇"となります。(1度目の攻撃で受けるダメージが20%上昇する+ 2度目の攻撃で更に20%上昇 = 受けるダメージが計40%上昇する)

これ以外にもパーセンテージ値でユニットの数値にバフ/デバフ効果を与えるものがあります。ゲームの設定上、上昇/低下の上下限があり、詳細は以下の通りです(100%を初期数値とします):

  • 攻撃速度 (如:エネルギータレット、アックスウォリアー、アドレナリン等)
    攻撃速度の上下限:25% ~ 200% (1/4 倍 ~ 2倍の攻撃速度)

  • 移動速度(如:オフロード攻撃車、アドレナリン等)
    移動速度の上下限:30% ~ 300% (約1/3 倍 ~ 3倍の移動速度)

  • 攻撃力(如:荒野の魔女、ツノリュー等)
    攻撃力の上下限:0% ~ 250% (数値 1 ~ 2.5倍の攻擊力)

  • ダメージ量(サモンシールド、パルスタンク、ヴェノセクト、腐蝕等)
    ダメージ量の上下限:20% ~ 300% (1/5 倍 ~ 3 倍のダメージ量)

パーセンテージ値にてバフ/デバフ効果が増加もしくは減少するもは、下記の仕組みに基づき作用します。
解説の利便性の為、攻撃速度効果を用いて説明いたします:

ユニットがエネルギータレット(レベル2)から得た攻撃速度増加効果が60%の場合(この時の攻撃速度は160%)に、再度攻撃速度上昇を得た時、このバフ効果は重ね掛けされますが、上限に達する為(最高攻撃速度200%)、2度目の攻撃速度の上昇効果は40%しか得られません。(自身の攻撃速度100%+1度目の60%+2度目の40% = 200%上限に到達)

また、ドクゲッコの攻撃速度低下効果の攻撃を受けた場合には、攻撃を受ける度にこの攻撃速度低下効果が重ね掛けとなり、1度の攻撃で攻撃速度が25%低下し(攻撃速度75%)、2度目の攻撃を受けた際、攻撃速度は50%低下します(攻撃速度50%)。最低攻撃速度が25%未満になることはありません。

攻撃ごとに与える効果の持続時間は独立して計算されます。(攻撃ごとに与える効果は、攻撃が命中した瞬間から計算され、3秒持続します。異なる時間に与えた効果が互いに影響することはありません)

《バフ/デバフ効果の上下限》

上記の仕組み以外にも影響を受けた数値が上限を超えた時にも尚、上昇/低下効果を受けた場合、1番最初に受けた上昇/低下の効果数値をもとに計算し、上限を超えているか判定し、最終的な数値を決定します。

攻撃速度を例にとると、最高攻撃速度は200%で、共和国ユニットがエネルギータレット(レベル2)から既に2度の攻撃速度上昇効果を与えられていた場合、その計算は100%(初期速度) + 60% + 60% = 220%となります。しかし、上限に到達している為、実際の攻撃速度は200%となります。

しかし2度の攻撃速度上昇効果が切れる前に、ドクゲッコからの攻撃によって攻撃速度が25%低下した場合には、220%(エネルギータレットから2回の攻撃速度上昇効果を得ている)- 25% = 195% と計算されます。

※固定数値の効果上昇はパーセンテージ値の上下限の影響を受けません。(例:帝国守護者スキルの数値固定のダメージ増加、エネルギーメカソルジャーの攻撃の度に固定数値のダメージが増加等)
※ユニットの攻撃力が0%まで低下した場合でも、攻撃毎に最低1ダメージを与えます。