“クェイク聖神教の教義を受け入れられない者たちにとって、この全身霊石のパワーに満ちた不可思議な存在は、まさに本当の「神」の化身のように感じられ、顔なき聖者と呼んでヴェリタスに許されることのない地下教派が発展していった。
顔なき聖者は言葉を発することは無く、誰もその喜怒哀楽を理解できない。知っているのはただ時折その二つの大きな拳を地面に向かって振りおろす「神罰」が発生させる大地を揺さぶる超大なエネルギー波だけだ。”