シシ族たちは当初、次なる獣王は自分たちの部族から選ばれるものと考えており、レオも史上最高と呼び声高い候補者の一人だったが、思いもよらず王の座はホワイトホーンに奪われてしまった。好戦的なシシ族たちは表面上、新たな獣王に服従したものの、レオは常に王位を奪う機会を伺っている。勇猛果敢な彼が一度咆哮をあげると、敵はみな怖気づいて逃げ腰になってしまう。